LINEで「迷惑メッセージ・スパムが来る」ときに、どこから確かめればいいかを順番にまとめました。LINEはメッセージアプリで、アカウントは電話番号・メールアドレス・パスワードで管理されています。アプリの画面の場所は更新で変わるので、ここでは「何を確かめるか」を中心に書いています。画面の場所はLINEの公式ヘルプで確かめてください。
まず最初の1分でやること
- LINE全体の障害でないかを確かめる(公式の障害情報・公式SNS)
- 通信を切り替える(Wi-Fi⇔モバイル通信)
- アプリを完全に閉じて開き直す
この3つで直らなければ、下の「考えられる原因」を上から順に確かめます。
考えられる原因
| 原因の候補 | 当てはまりやすいとき |
|---|---|
| 公開の設定で、知らない人からも連絡できるようになっている | いちばん多い原因です。まずここから |
| 電話番号やIDでの検索・追加を許可している | ほかの端末では問題ないとき |
| メッセージのリンクを開いた・返事をした | 最近、設定や端末を変えたとき |
原因ごとの確かめ方
公開の設定で、知らない人からも連絡できるようになっている
確かめ方:アカウントの公開範囲と、メッセージを受け取る相手の設定を見ます。
当てはまったら:友だち・フォロワーだけから受け取る設定にします。
電話番号やIDでの検索・追加を許可している
確かめ方:ほかの人が電話番号やIDであなたを探せる設定になっているかを見ます。
当てはまったら:必要がなければオフにします。
メッセージのリンクを開いた・返事をした
確かめ方:迷惑メッセージに返事をしたり、リンクを開いたりしたかを思い出します。
当てはまったら:パスワードを変えてログイン中の端末を確かめ、相手はブロック・報告します。
確かめる順番
- 知らない人からの受信を制限する設定を確かめる
- 電話番号・IDでの検索を許可しているか見直す
- 相手をブロック・報告する
- リンクを開いてしまったら、パスワードを変えてログイン中の端末を確かめる
1つ確かめるたびに、症状が変わったかを見ます。いくつも一度に変えると、何が効いたか分からなくなります。
LINEならではの注意
| アカウント | 電話番号・メールアドレス・パスワード |
|---|---|
| 課金の窓口 | LINEストア、またはアプリ内課金(App Store/Google Play) |
| 気をつけること | トーク履歴はバックアップが無いと、機種変更や再インストールで戻せないことがあります |
やってはいけないこと
- リンクを開いて中身を確かめる
- 「当選」「アカウント停止」をうたうメッセージに返事をする
- 公式を名乗るDM・SMSのリンクからパスワードを入れる(なりすましのことがあります)
端末ごとに見るところ
| iPhone | Android | パソコン(ブラウザ) | |
|---|---|---|---|
| アプリの更新 | App Store | Google Play | ブラウザを最新に・再読み込み |
| 再起動 | 電源を切って入れ直す | 電源を切って入れ直す | ブラウザを閉じて開き直す |
| キャッシュ | アプリを入れ直すと消える | アプリの設定から消せる | 閲覧データの削除(Cookieは消さなくてよい場合も) |
症状の切り分け表
当てはまるものに印をつけていくと、原因の見当がつきます。
| 質問 | 「はい」なら | 「いいえ」なら |
|---|---|---|
| 周りの人も同じ症状か | サービス側の障害の可能性が高い。復旧を待つ | 自分の端末・通信・アカウントを確かめる |
| 別の端末やブラウザでは起きないか | 最初の端末の設定・アプリ・空き容量を確かめる | アカウントか、サービス側の問題 |
| Wi-Fiとモバイル通信のどちらかでは起きないか | 起きる側の通信を確かめる(ルーターの再起動など) | 通信以外が原因 |
| 最近、アプリや端末を更新・変更したか | 更新・変更のあとに起きたなら、それが引き金のことが多い | ほかの原因を確かめる |
| 特定の操作のときだけ起きるか | その操作(投稿・ファイル・設定)に絞って確かめる | 全体の動作(容量・キャッシュ・OS)を確かめる |
起きる前にやっておくこと
- ログイン情報を控える:LINEのアカウントに使っている電話番号・メールアドレス・パスワードを、パスワード管理アプリなど安全な場所に控えます
- 二段階認証のバックアップ:バックアップコードを出せる場合は、出して保管しておきます
- アプリとOSを最新に保つ:古いままだと、ある日急に使えなくなることがあります
- 空き容量に余裕を持つ:数GBの空きがあると不具合が起きにくくなります
- 大事なデータは別にも残す:トーク履歴はバックアップが無いと、機種変更や再インストールで戻せないことがあります
問い合わせ文のひな形
公式に問い合わせるときは、次の形で書くと、やり取りの回数が減ります。
【症状】LINEで迷惑メッセージ・スパムが来る 【いつから】〇月〇日〇時ごろから 【端末】iPhone 〇〇(iOS 〇〇)/Android 〇〇(〇〇)/パソコン(ブラウザ名) 【アプリの版】設定やストアで確かめた番号 【表示された文言】エラーの文言をそのまま 【試したこと】知らない人からの受信を制限する設定を確かめる、電話番号・IDでの検索を許可しているか見直す、相手をブロック・報告する
用語の意味
- キャッシュ
- 表示を速くするために、端末に一時的に残しておくデータ。消しても、ふつうはログイン情報や投稿は消えません
- 再インストール
- アプリを消して入れ直すこと。端末の中だけにあるデータが消えることがあります
- 二段階認証
- パスワードに加えて、SMSや認証アプリのコードでも本人か確かめるしくみ
- 障害
- サービス側の不具合で、多くの人が同時に使えなくなること
ほかのアプリで同じ症状のとき
同じ症状でも、アカウントの仕組みと課金の窓口はアプリごとに違います。2つ以上のアプリで同時に起きているなら、端末か通信の問題を先に疑います。
| アプリ | この症状の記事 |
|---|---|
| YouTube | YouTubeで迷惑メッセージ・スパムが来る アカウント:Googleアカウント |
| X(旧Twitter) | X(旧Twitter)で迷惑メッセージ・スパムが来る アカウント:ユーザー名・メールアドレス・電話番号・パスワード |
| TikTok | TikTokで迷惑メッセージ・スパムが来る アカウント:電話番号・メールアドレス・外部アカウント連携 |
| Instagramで迷惑メッセージ・スパムが来る アカウント:ユーザー名・メールアドレス・電話番号・Facebook連携 |
コピーして使う確認リスト
メモ帳に貼って、確かめたものに印をつけていきます。家族や職場の人に見てもらうときにも使えます。
【LINEで迷惑メッセージ・スパムが来る】 □ LINE全体の障害でないか(公式の障害情報) □ Wi-Fi⇔モバイル通信を切り替えた □ アプリを完全に閉じて開き直した □ 知らない人からの受信を制限する設定を確かめる □ 電話番号・IDでの検索を許可しているか見直す □ 相手をブロック・報告する □ リンクを開いてしまったら、パスワードを変えてログイン中の端末を確かめる □ 原因の候補「公開の設定で、知らない人からも連絡できるようになっている」を確かめた □ 原因の候補「電話番号やIDでの検索・追加を許可している」を確かめた □ 原因の候補「メッセージのリンクを開いた・返事をした」を確かめた □ 直らなければ、いつから・端末・表示された文言を控えて問い合わせる
直らないとき
- LINEの公式ヘルプ・問い合わせ窓口に、いつから・どの端末で・どんな表示が出るかを書いて送る
- エラーの文言・画面の写真を控えておく
- しばらく時間をおいてから試す(障害の復旧や制限の解除に時間がかかることがあります)
よくある質問
- Q. LINEで迷惑メッセージ・スパムが来るのは自分だけですか?
- A. 公式の障害情報と、同じ時間の周りの声を確かめてください。周りも同じなら障害、自分だけなら端末や通信、アカウントの問題のことが多いです。
- Q. アプリを入れ直せば直りますか?
- A. 直ることもありますが、端末の中だけにあるデータ(下書き・履歴など)が消えることがあります。入れ直す前に、残したいものを確かめてください。
- Q. 問い合わせるときは何を書けばいいですか?
- A. いつから起きているか、使っている端末とOSの版、表示されたエラーの文言、試したことを書くと、話が早く進みます。